長野県は、本州内陸部に位置し、海に面していない内陸県です。 面積は全国第4位と広いですが、盆地・山が多いため可住地面積では、海岸沿いの都市部の千葉県・愛知県と大差がありません。 かつての信濃国にほぼ相当するので、「信州」(しんしゅう)と呼ばれることも多く、特に観光ガイドでは「信州」と呼ばれます。
また、日本の長寿1位も長野県です。医療機関を利用しない率も1位です。病気の発生率が低く、また精神的ストレスの少ない事、食事のバランスが良いことが理由なのでしょう。長野県は、そば(血管の疾患、脳梗塞、心筋梗塞予防) キノコ(免疫力アップ・がん予防)そのほか温泉や良い水なども健康によく、山や谷、川などの景色や空気が人を癒しストレスを緩和します。人間に悪いと言われるものが少なく、健康に良いものが多いのも長野県の特徴です。
海岸から遠く離れた内陸に位置していることから、全県的に内陸特有の気候が明瞭となっています。日較差、年較差が海岸地方に比べて大きく、湿度が低いことがあげられます。また、一年に降る降水量も少なく、特に長野盆地から上田・佐久盆地にかけては、北海道東部についで雨の少ない地域となっています。
総面積は13,562.23k㎡です。面積は、北海道を除く46都府県のうち、岩手県、福島県に次ぐ面積を持ちます。これは東京、神奈川、埼玉、千葉の面積の合計に近い値です。
東西に短く南北に長い地形で、東西の長さは37.2㎞・南北の長さ は44.7㎞です。
善光寺の門前町として有名です。
信州りんごの多くが、長野市を中心とした善光寺平で栽培されています。バラ科で、古くは中国より渡来した果樹といわれ、市制90周年を記念して市の花に制定されました。
1998年の冬季オリンピック競技大会(長野オリンピック及び長野パラリンピック)の開催地です。
国宝松本城を中心とする旧城下町です。
幸いにも戦災を免れた事から、旧開智学校(重要文化財)などの歴史的建造物が多く残っています。
キャッチフレーズは「文化香るアルプスの城下町」、「三ガク都(楽都、岳都、学都の三つのガク都。音楽、山岳、学問で有名なため)」などがあります。
長野県南信地方の市で、諏訪湖に隣接する工業都市です。
また、諏訪湖や上諏訪温泉、諏訪大社の上社(本宮)、霧ヶ峰高原などを抱える観光都市でもあります。
戦後、時計、カメラ、レンズなどの生産が増え、山と湖のある風土と相まって、東洋のスイスと称されたことでも有名です。
長野県の南部に位置する伊那谷北部の市。
伊那には、珍味が多く有名なものでは「ローメン」「おたぐり」などがあります。また昔は、貴重なタンパク源とし「ざざむし」や「はちのこ」が食べられていました。
今では、佃煮に調理したもの(ざざむしの佃煮)が名物郷土料理となっています。また、油で素揚げにし、塩を振るなどして食べることも。
信州で最も南にある市で、南信州広域連合を形成する最大の自治体。長野県内に5都市存在する人口10万人を超える市のうちのひとつです。
また、下町の面影を残す町並、今にも残る伝統芸能の多さから南信州の小京都となっています。